知ってよかった その3

★インフォーマル集団とフォーマル集団
メンバーが役割分担にしたがって行動をとることを規制されている集団をフォーマル集団(公式集団)といいます。

インフォーマルな集団(非公式集団)は、メンバー間の心理的な関係で成立し、暗黙の了解や期待に応じて、その行動のとり方が左右されます。

現在、企業のなかで導入されている多くの小集団活動は、まさに両方の側面をとり入れ、うまく整合されています。


★準拠集団
自分の一部として関係づけたり、心理的に関係づけたいと望んでいる集団。

知ってよかった その2

★一次集団と二次集団
一次集団とは、「メンバーが互いに知りあい、親密な関係にあって、一体感、連帯感がながく存続する集団で、その典型は家族、近隣、遊戯集団にみられます。

そこにおいて個人の社会性、理想が形づくられる意味で一次的である」といわれる。

これに対し、二次集団は、一次集団から派生して形成される社会的、心理的な集団のことです。

きめこまかさを欠いたり、ときには非人格的な集団となり問題を生ずることも多いが、現代社会では、それを的確な方法と手段によって活かすことにより、一次集団に優る機能と領域をもたせるこことができます。

知ってよかった その1

よく考えてみると、私たちは実に多くのグループに属しながら生活を営んでいます。

たとえば、家族、仲間集団、地域社会での集団活動など、数えあげれば限りないと思われます。

では、そのようなグループのパターンと特性をどのように区分できるか、社会心理学者のギュルヴィッチの発想を借りて整理すると、表のようになるこのなかで、主な集団の特性は、っぎのように説明するこことができます。

身近なものを感じに・・・ななほしてんとう2

普段出会うテントウムシは、絵のようにオレンジ色の羽に黒い紋が七つついたナナホシテントウ、黒い羽に赤い紋が二~四個ついたナミテントウ(オレンジ色の羽に黒い紋がたくさんついた型もある)の二種類である。

ナナホシテントウは、他の虫より春を感じるのが早いようだ。

目覚めてすぐは、ふらふらとただやたらと歩きまわるだけだが、やがてアリマキを見つけて食べるようになる。

数世代をくりかえし、晩秋に成虫のまま越冬に入るが、ナミテントウのように大集団で越冬することはない。

身近なものを感じに・・・ななほしてんとう

庭の小さな草が萌え始め、ウメの枝でシジュウカラがさかんに囀っている。地にも空にも春のきざしが満ちてきた。

暖かい日が続くと、草の根もとで冬を越していた虫たちが、ぞろぞろと出てくる。

蠣から羽化するものもあるが、多くは成虫で冬を越していた虫たちである。

早春の畦道で出会うのは、きまってナナホシテントウであり、その寝ぼけたような足どりで歩く姿は、いかにも早春らしい光景である。

神奈川県には、小さなヒメテントウ類を含め五〇種近くのテントウムシが分布している。

多くはアリマキを食べたり、他の虫の幼虫を捕食する肉食性だが、カラスウリの葉を食べるトホシテントウやジャガイモ、ナス等の害虫として知られているニジュウヤホシテントウの仲間もいる。

身近なものを感じに・・・いたどりはむし2

萌え出たばかりの草の間を、嗅ぎまわるようにして歩く、小さな虫がいる。

配色がナナホシテントウにそっくりだから、この虫をテントウムシだと思ってしまうが、実は縁の遠いハムシの仲間なのである。

ナナホシはちょこちょこ気忙しく歩くし、配色も正反対の、榿色に黒い紋だし、触角だってはるかに短いのだから、腰を下ろしてよく見れば、判然とするはずである。

この虫はイタドリハムシ。

親の姿で冬を越し、今目覚めて春の陽を浴びている。

全体まっ黒で、羽に三対の榿色の紋がある。

この紋は、変異が多く、たがいにつながることもある。

幼虫はイタドリやスイバの葉を食べ、土に入って踊になる。

湘南地方のイタドリハムシ属は、もう一種、山地のネコノメソウ類を食べるムツキボシハムシがいる。

身近なものを感じに・・・いたどりはむし

春を迎えにいっていた雨が、雪を連れて戻ってきた。

箱根や丹沢の、最後の雪景色を眺めながら、草摘みの手を休めて、そっと川面に触れてみる。

水が冷たく感じる分、春を感じる。

思いどおりにいかなかった受験生には悪いが、日一日と明るさを増す野辺に立つと、歌いながら世界中をかけまわりたい気持ちになってしまう。

何もかも忘れて、にこにこしている私の足下では、オオイヌノフグリやタネツケバナが咲いて、羽音こそしないが、小さな虫たちが行き来している。

ぼんやり立ったまま眺めていると、若草色の画布に、虫たちの描く細い線がおどって、しばし夢心地にさせてくれる。

春は、無限の楽しみ方があるから楽しい。

身近なものを感じに・・・こじゅけい2

鳴き声を「ピコポイ」「チョットコイ」と聞きなすが、私にはどうしても「いーじゃない」と聞こえてしまう。

気取って「ピープルプレイ」と鳴く奴もいる。

桜の季節になると、そこらじゅうの竹林で「ちょっと来い」「いーじゃない」と呼びあうようになる。

好んで竹林に住み、ちょっと来いと呼ぶからには、何か深いわけがあるにちがいない。

親鳥は、ウズラより二まわり大きく、ずんぐりして尾が短い。

全体に赤味のある茶かっ色で雄も雌も同じような羽の色をしている。

一見地味だが、よく見ると細かな色使いに気を配った、さすが中国の鳥である。

湘南地方のキジ科の鳥は、キジ、ヤマドリ、ウズラ、コジュケイの四種で、いずれも主に地上で生活している。

身近なものを感じに・・・こじゅけい

春が目に見えてくると、夜明けを告げる小鳥のさえずりで、起こされるようになる。

シジュウカラのツピツピと、カワラヒワのキリコロが常連で、ウグイスが「ホーホケキョ」とやってくれる日は、なぜか一日中気持ちがいい。

その反対に、コジュケイのすっとんきょうな声で起こされた日は、古傷が痛む。

これは湿度に関係があるのかもしれない。

とにかく、朝一番の鳥の声で生活のリズムが決まるんだから、私は理想的な生活をしているにちがいない。

景気よく鳴くコジュケイは、中国から移入され広がった鳥だから、どことなく日本の空気には不似合いな感じがする。

身近なものを感じに・・・ふさざくら2

少し山に入った沢すじに多く、丹沢や箱根では、早春の風景になくてはならない木である。

一つの花を分解してみると、七~九個の小花の集まりであることがわかる。

それぞれの花には、十数本の赤いおしべと、ごく短いめしべがある。

咲き始めは濃い赤が目立ち、おしべの柄が伸びてくると朱色に、花粉袋が開くと全体に黄色くなる。

その微妙な色の変化を眺めるのも、早春の楽しみの一つである。

フサザクラはカツラに近縁で桜とは縁がない。

桜の季節を待ちきれない人が、この花に桜の名を与えたのかもしれない。

木肌がクワに似ているためか、山の人は「さーくわ」と呼んでいる。

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