身近なものを感じに・・・ななほしてんとう

庭の小さな草が萌え始め、ウメの枝でシジュウカラがさかんに囀っている。地にも空にも春のきざしが満ちてきた。

暖かい日が続くと、草の根もとで冬を越していた虫たちが、ぞろぞろと出てくる。

蠣から羽化するものもあるが、多くは成虫で冬を越していた虫たちである。

早春の畦道で出会うのは、きまってナナホシテントウであり、その寝ぼけたような足どりで歩く姿は、いかにも早春らしい光景である。

神奈川県には、小さなヒメテントウ類を含め五〇種近くのテントウムシが分布している。

多くはアリマキを食べたり、他の虫の幼虫を捕食する肉食性だが、カラスウリの葉を食べるトホシテントウやジャガイモ、ナス等の害虫として知られているニジュウヤホシテントウの仲間もいる。

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