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2010年05月 アーカイブ

身近なものを感じに・・・こじゅけい2

鳴き声を「ピコポイ」「チョットコイ」と聞きなすが、私にはどうしても「いーじゃない」と聞こえてしまう。

気取って「ピープルプレイ」と鳴く奴もいる。

桜の季節になると、そこらじゅうの竹林で「ちょっと来い」「いーじゃない」と呼びあうようになる。

好んで竹林に住み、ちょっと来いと呼ぶからには、何か深いわけがあるにちがいない。

親鳥は、ウズラより二まわり大きく、ずんぐりして尾が短い。

全体に赤味のある茶かっ色で雄も雌も同じような羽の色をしている。

一見地味だが、よく見ると細かな色使いに気を配った、さすが中国の鳥である。

湘南地方のキジ科の鳥は、キジ、ヤマドリ、ウズラ、コジュケイの四種で、いずれも主に地上で生活している。

身近なものを感じに・・・いたどりはむし

春を迎えにいっていた雨が、雪を連れて戻ってきた。

箱根や丹沢の、最後の雪景色を眺めながら、草摘みの手を休めて、そっと川面に触れてみる。

水が冷たく感じる分、春を感じる。

思いどおりにいかなかった受験生には悪いが、日一日と明るさを増す野辺に立つと、歌いながら世界中をかけまわりたい気持ちになってしまう。

何もかも忘れて、にこにこしている私の足下では、オオイヌノフグリやタネツケバナが咲いて、羽音こそしないが、小さな虫たちが行き来している。

ぼんやり立ったまま眺めていると、若草色の画布に、虫たちの描く細い線がおどって、しばし夢心地にさせてくれる。

春は、無限の楽しみ方があるから楽しい。

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