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2010年04月 アーカイブ

身近なものを感じに・・・ふさざくら2

少し山に入った沢すじに多く、丹沢や箱根では、早春の風景になくてはならない木である。

一つの花を分解してみると、七~九個の小花の集まりであることがわかる。

それぞれの花には、十数本の赤いおしべと、ごく短いめしべがある。

咲き始めは濃い赤が目立ち、おしべの柄が伸びてくると朱色に、花粉袋が開くと全体に黄色くなる。

その微妙な色の変化を眺めるのも、早春の楽しみの一つである。

フサザクラはカツラに近縁で桜とは縁がない。

桜の季節を待ちきれない人が、この花に桜の名を与えたのかもしれない。

木肌がクワに似ているためか、山の人は「さーくわ」と呼んでいる。

身近なものを感じに・・・こじゅけい

春が目に見えてくると、夜明けを告げる小鳥のさえずりで、起こされるようになる。

シジュウカラのツピツピと、カワラヒワのキリコロが常連で、ウグイスが「ホーホケキョ」とやってくれる日は、なぜか一日中気持ちがいい。

その反対に、コジュケイのすっとんきょうな声で起こされた日は、古傷が痛む。

これは湿度に関係があるのかもしれない。

とにかく、朝一番の鳥の声で生活のリズムが決まるんだから、私は理想的な生活をしているにちがいない。

景気よく鳴くコジュケイは、中国から移入され広がった鳥だから、どことなく日本の空気には不似合いな感じがする。

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